児童発達支援センター伊予くじら 社会福祉法人くじら児童発達支援センター伊予くじら

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「ダメって言わんかったでしょ⁉️」

「ダメって言わんかったでしょ⁉️」

くじらチームは、4〜5歳児を対象に、集団での活動をメインに行なっています。

他のチームに比べると、「今は、こうするよ」「今は、違うよ」ということを明確に伝えられ、その場にあった行動を求められることが多くなります。

優しく、容認してくれる大人の方が子どもに好かれそうな気がしますが、実は、くじらチームでの活動を楽しみにしている子どもたちは、とても多いです。

そらチーム、にじチームの子どもたちが、くじらチームへの声かけに反応して、一緒に活動しようとすることも…。

なぜでしょう?

このことを考えるヒントになるのが、表題のことばです。

我が子が2〜3歳の頃だったでしょうか。

歯磨き後の歯ブラシを、タオルで拭く習慣がありました。

最初は容認していたのですが、やはり衛生的にあまり良くないなと思い、ある時「歯ブラシは拭かないよ」と伝えたところ…。

「まいまいにち(「昨日」以前の日のことをこう言っていました。)は、ダメって言わんかったでしょ⁉️もうっ💢」

我が子、泣いて怒りました。

決して強く叱ったわけではないのですが、これまで容認⭕️されてきたことを、急にダメ❌と言われたのが、嫌だったのですね。

子どもは、身の回りの色々なことが、わからないことだらけです。

自分でできることも少ないから、大人が頼りです。

それなのに、頼みの大人の言うことが、時によって変わったら、困りますよね💦

ごめんね、母が悪かった…。

時に「厳しい」ようにも見える保育士が、子どもたちから好かれる理由。

「ダメ」なことはいつでも「ダメ」。どうしてしないでほしいと言っているのかきちんと伝える。

ほめる時は、必ずきちんとほめる。

行動の基準が一貫していてぶれないので、子どもたちにとって安心できるのでしょう。

別の場面では、または、他の子には、「ダメって言わんかったでしょ」という不満や混乱が、子どもが声かけに応じにくかったり、怒ってしまったりする原因の1つかもしれません。

このことは本当にダメかな?容認してもいいかな?

自分の中で1度、その基準を考えてみる必要がありそうです。

…とはいえ、どうするか迷うことはあると思います。

そんな時は、ご家族と、または、センターや保育園・幼稚園と相談しましょう❗️

関わる大人が意見をすり合わせ、対応を統一することも、子どもにとって安心して生活できる環境につながりますよ。

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