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「その時」を待つこと‥

「その時」を待つこと‥

今週のことばの種で「その時」がくれば‥という記事を公開しました。

では、「その時」を日々どのようにして待つことができるでしょうか?

見通しが持てないことであり、誰しも苦手なことでは。と思います。

・この仕事は何時に終わる。

・締め切りはいつまで。

・学校は6時間の授業。

決まっているから、予定が立ち、安心できるのだと思います。子どもさんも同じです。

・どうして今日は病院に行くの?

・「遊んでるのに」今すぐお片付けしないといけないの?等々‥大人のように即、言えないからこそ、 困っていることが多いと思われます。

今、子どもさんが「イヤだ」と思っていること。立ち止まったり、怒ったりしていること。そこには、理由があります。その理由は、大人にとっては望ましい物ではないかもしれません。ただ「○○がいやだったんだね」と信頼する大人に向き合ってもらうことから、子ども達の気持ちは動くことがあります。

「その時」がくるまで、少しづつ‥。日々の生活の中でも、待ちながらできることはいくつもあります。大人がした方が早いことも、少しだけ手伝いながら、最後は自分でできるようにして、待つ。指差しなどで、ヒントを出す。1つだけ手伝う。目を見て話す。などなど‥

今は「見る」ことから始めようね。「いや」な気持ちを伝えてくれて、偉かったね。

次は「1回」だけやってみよう。そうやって時間をかけて積み重ねていくことが、お互いの力になると考えています。そして、「やってみたけど、全然うまくいかなかった」ことも「あるある」です。

保護者の皆さんはお忙しい中でお子さんに寄り添いながら、より良い方法を探っていらっしゃることと思います。「どうしたらいいかな‥」「焦ってしまう」こともおありと思います。子どもさんと向き合って、気持ちが動くのを待ってあげてはどうでしょうか。いろいろなご家庭での感想や実践をお寄せください。ご一緒に考えていきましょうね。

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