児童発達支援センター伊予くじら 社会福祉法人くじら児童発達支援センター伊予くじら

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「からだ、あたま、こころ」

「からだ、あたま、こころ」

参観日の来所を利用して、ムーブメントの保護者勉強会を行いました。

今年も保護者の方に、実際に体験していただきました。

○「平均台の上を歩く」

平均台の上を歩くためには、その前の経験として、どのような場所を歩くと獲得しやすいでしょうか?今回は、幅が広いマットの上を歩く、ロープの上を歩く、2本の橋の上を歩く、1本橋の上を歩くなどを設定しました。交互に足を出して渡る場面では、大人でも「あれ渡れるかな…」と思う所もあり、保護者のみなさんも子ども達の気持ちを味わえるいい経験になったのではと思います。

○座って一本のホースを持つ、静の活動です。みんなで一本のホースを持つと自然に同じ活動ができます。子ども達に「はやく」「ゆっくり」「みぎ」「ひだり」などの言葉をかけながら活動することで、動作と同時に言葉も覚えていくこともねらいにしています。

○スカーフを使った活動では、相手を意識して一緒に動かす活動をしました。ただ上下させるだけではなく風船が中に1つ入ることで注目や集中がしやすくなり、「10回頑張ってみよう」などと人と動作を合わせることができます。また、落としにくいようなマットなどをかけて2人で運ぶ経験もしました。子ども達に「上手に運べたね」と言ってあげられる状況が作れます。

以上いろいろな物を使ってのムーブメントの実践をお伝えしました。

百聞は一見にしかず。今回は機会がなかった保護者の方、次回はぜひご参加ください。

子ども達が楽しみながら「あたま、こころ、からだ」を使って活動する気持ちが味わえますよ。参加者の皆様、お疲れ様でした。ご家庭でも、楽しめる活動がありましたら幸いです。

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