にじのクラス前のテラスを利用して、水に触れてみよう、遊んでみようと計画をしました。子どもたちが好きな感触の1つとしてスポンジのボール・興味のある魚のスポンジ・ペットボトルで作ったシャワーや小さなカップを用意しました。

　1人ずつにバケツやたらいがあることで自分のスペースとして安心したり、満足したりできるようにと考えました。

　水が大好きな子どももいれば、ちょっと怖いな…これは何だろうとためらう子どもと様々な反応が見られます。子どもたちの様子に応じて無理なく水あそびを楽しめるようにと関わりました。

職員が「シャワーだよ」と声をかけながらペットボトルでシャワーを作ってみせると、目を大きくまんまるにして、手をのばしたり、カップにすくうAくん。同じようにシャワーをするBくん。丸スポンジのボールに関心を持ち、握ったり5つのボールを全部集めたり、水中にいれて楽しむＣくん。魚のスポンジを気に入って遊んでいたＤくんは、途中から丸いスポンジで魚を洗って楽しんでいました。

　一人ひとりが思い思いの遊びを楽しみました。職員ともやりとりもしながら、友達がしていることに関心を持ち、見たり真似をしたりしています。いつも一緒のお友達がしている遊びはきっと楽しそうに見えるのですね。興味関心の広がり、うれしく思います。

　これから暑さも夏も本番。手足の水遊びから、水に慣れ全身での水遊びへと誘って、水遊びの気持ち良さをもっと体感してほしいと計画中です。